真鍮のインターホンカバーで整える、品のある玄関まわり | Brass Note

COLUMN

真鍮のインターホンカバーで整える、品のある玄関まわり

木の門塀に真鍮表札と真鍮インターホンカバー

住まいの第一印象をつくるのは、玄関まわりのたたずまいです。表札や照明、ポストにこだわって選ばれる方が増える一方で、インターホンまわりには「どんな選択肢があるのか分からなかった」という声もよく耳にします。日々、真鍮に触れている立場として感じるのは、小さな面積でも“素材の力”は空間の印象を大きく変えるということ。特に無塗装の真鍮は、玄関という半屋外の空間にこそふさわしい、時とともに育っていく素材です。chicoriのインターホンカバーは、そんな真鍮の魅力を活かしながら、お住まいの個性や外構動線に合わせて選べる2つのかたちをご用意しています。

玄関まわりの印象を整える、小さな真鍮の役割

真鍮のインターホンカバーは、空間の完成度をそっと引き上げてくれます。

洗練された外構に、自然と馴染む佇まい

照明やポスト、植栽などにこだわって作られた空間の中で、真鍮のインターホンカバーが静かにその役割を果たしている様子に、実際の設置写真を見るたびにうれしくなります。

コンクリートの門塀に真鍮表札と真鍮インター

選べる2つの形:プレートタイプとボックスタイプ

プレートタイプ:正面からのラインが美しいデザイン

プレートタイプは、インターホンの正面に板状のカバーを重ねるシンプルなスタイル。インターホン本体より一回り大きく、真っ直ぐな視線の中で美しく整います。

木のドアと白い壁に真鍮表札と真鍮インターホンカバー
真鍮インターホンカバー/プレートタイプ

ボックスタイプ:側面から見ても美しい、立体的な仕立て

ボックスタイプは、上下左右からインターホンを包み込む箱型のデザイン。側面が見える位置に設置される場合や、より重厚感のある印象を出したいときに最適です。

木の門塀に真鍮表札と真鍮インターホンカバー
真鍮インターホンカバー/ボックスタイプ

インターホンカバー単体でも、空間は整います

chicoriのインターホンカバーは、表札とセットでご注文いただくことも多いですが、「すでに表札はあるけれど、インターホンまわりを整えたい」という声も非常に多いです。

インターホンカバーが“表札”になる選択肢

表札を設けるスペースが限られる場合に

コンパクトな門柱や玄関まわりでは、表札の設置場所に悩まれる方も多いです。そんなとき、インターホンの位置に名前があることで、機能とデザインがひとつにまとまります。

ミニマルな外構にしたい方にも

情報を最小限に絞ることで空間に余白が生まれ、美しさが際立ちます。表札を設けず、インターホンに名前を入れるだけで整った印象が生まれます。

二箇所に設置するという考え方も

アプローチが長い場合には、門柱にインターホン表札、玄関に真鍮表札という構成もおすすめです。来客者にとっても分かりやすく、素材の統一感が生まれます。

まとめ

インターホンカバーは小さなパーツですが、そこに真鍮を使うことで空間全体が整います。chicoriではフラットな印象のプレートタイプと、立体的で柔らかなボックスタイプをご用意。表札と揃えても、単体でも、真鍮の存在感は住まいの印象を引き上げてくれます。空間に静かに寄り添う真鍮の美しさを、ぜひ玄関まわりで実感してみてください。


 

この記事の著者

葛 西

1977年生まれ。幼少期を家業の看板屋の工場で過ごし、真鍮の経年変化の魅力の虜に。美術大学卒業後に実家の看板屋へ。10年間勤務後、洋服のセレクトショップ「chicori」を開業し、その中でオリジナル商品の真鍮表札の製造販売を始める。2023年より真鍮表札専門店として新たに歩み始める。妻と娘、息子の4人家族。最近ギターを習い始める。真鍮のように時を重ねる楽しさを届けたい。

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