筆記体が美しい真鍮表札|名前が絵になるデザイン

COLUMN

表札の選び方ガイド

名前が、絵になる。筆記体でつくる“うちの顔”

#おしゃれ#デザイン#真鍮表札#筆記体

表札をつくるとき、悩みどころは「どんな書体にしようか」ということではないでしょうか。

なかでも筆記体は、おしゃれで雰囲気がある一方で、「読みにくくないかな?」と少し迷われる方もいらっしゃいます。

でも、chicoriの筆記体は、一文字ずつ丁寧に描かれた“手書きの線”だからこそ、ただの文字ではなく、名前そのものがまるで絵のように浮かび上がるような、美しさとやさしさをあわせ持っています。

この記事では、そんな”chicoriの筆記体に込めた想い”や”手書きならではの魅力”、そして「うちの顔」としてふさわしい理由についてお伝えしていきます。

筆記体の表札って、どんな印象?

手で描いた文字の温かさ

標準書体にも、もちろん、美しさがあります。

chicoriでは、標準書体を使用する際にも、読みやすさと佇まいの美しさを大切にしながら、ブランドの感性にかなうものを丁寧にデザインしています。

まっすぐで誠実な印象を与えるフォントや、カジュアルで力強い印象のある書体など、それぞれのご家庭や建物の雰囲気に寄り添うように。

そのうえで、手書きの筆記体には、また別の魅力があります。
フォントではなく「線」で描かれる文字─それは、まるで呼吸をしているようなやわらかさをもっていて、見る人の気持ちに語りかけます。

やさしくて、でもちゃんと芯がある。
そんな線り方は、chicoriが筆記体に込めている思いそのものです。

特に、真鍮という素材と組み合わさったとき、その魅力はよりいっそう引き立ちます。
光を受けた文字の線がほんのり浮かび上がり、名前に込めた思いが静かに語りかけてくるような、そんな気配を感じさせてくれるのです。

まるで絵のように名前が浮かぶ

筆記体は、「文字」でありながら「線のデザイン」でもあります。
名前という情報が、まるで絵のように玄関に浮かぶ──そんなふうに感じられるのは、筆記体ならではの魅力です。

たとえば、苗字がひとつの流れる線で結ばれることで、その音の響きやリズムが視覚として伝わってくるような不思議な感覚があります。
表札を見つめたとき、そこに描かれているのは、名前以上の“その人らしさ”かもしれません。

chicoriの筆記体が生まれるまで

デザインは、一文字ずつ手書きで

chicoriの筆記体は、既製の筆記体フォントを使っていません。
苗字を筆記体で書き、さらに線をデジタル補正して整えていきます。

流しすぎず、飾りすぎず。
でもどこかにその人らしさがにじむように──。
名前という大切な言葉が、表札として暮らしに寄り添うように、シンプルだけれど深みのある線を目指しています。

「読みやすさ」と「らしさ」のバランス

筆記体と聞くと、「おしゃれだけど、ちょっと読みづらそう…」と思われることもあります。
たしかに、書体としての印象は美しくても、名前がきちんと読めなければ、表札としての役割が薄れてしまうかもしれませんよね。

だからこそ、chicoriの筆記体では、見た目の美しさと視認性の両立を大切にしています。

一文字ずつのかたちはもちろん、全体の流れやバランスも細かく見ながら、
崩しすぎず、読みやすく、でもその人の好み手書きのような筆記体でつくる、あたたかくてやさしい真鍮表札。

chicoriの筆記体デザインの魅力を丁寧にご紹介します。
手書きのような筆記体でつくる、あたたかくてやさしい真鍮表札。chicoriの筆記体デザインの魅力を丁寧にご紹介します。
を」出せるように丁寧に仕上げています。

できるだけイメージの異なるデザイン案を4種類メールで提案し、その中からお選びいただくことで、より“その人らしい”デザインに近づけていきます。

完成した筆記体の名前は、ただの装飾ではなく、その方やご家族の雰囲気まで感じられるような、「想いがにじむ書体」になるのです。

筆記体デザイン料金は 3,300円〜

筆記体表札のデザイン料金は、苗字のみで 3,300円(税込)、番地も含める場合は +1,100円(税込) で承っています。
デザイン制作には、10営業日のお時間をいただき、丁寧に仕上げています

ご注文時には、筆記体4種類の中からお好きなスタイルをお選びいただけます。

そのほかにも、真鍮との相性を大切に選んだアルファベット6書体と、飽きのこない漢字書体12種類もご用意しています。

また、お店のロゴやオリジナルデータを使った製作、サイズのオーダーにも対応しています。
ご希望がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

表札だからこそ、「うちの顔」にふさわしく

玄関にしっくりなじむ理由

真鍮という素材は、やわらかい光ととても相性が良く、筆記体の線をより豊かに見せてくれます。
派手さはないけれど、確かな存在感。
chicoriの表札は、家の顔である玄関に、さりげなくなじみながら、ちゃんと印象に残る佇まいを目指しています。

標準書体で仕上げる表札も同様に、住まいの雰囲気や壁材、ドアの質感に合わせて最適なバランスを整えています。
どんな書体であっても、chicoriの表札は「暮らしとの調和」を大切にしているのです。

名前にこめた想いを、かたちにする

苗字は、ただの文字ではありません。

家族のつながり、これから育っていく暮らし、そこに込められた想い──
それらすべてが、表札に刻まれる名前の中に息づいています。

だからこそ、その名前をどんな書体で表すかということも、とても大切な選択だと思うのです。
手書きの筆記体で描かれた名前は、どこか「絵」のようでもあり、玄関という場所にやさしい風景を添えてくれます。

おわりに|筆記体の名前がつくる、やさしい余白

筆記体は、ただの「文字」ではなく、見る人の心に余白を残してくれる「線」なのかもしれません。
名前の線が流れることで生まれる空気や間合い──それが、表札としての筆記体の美しさです。

もちろん、標準書体を使った表札も、同じようにchicoriのまなざしで選び、丁寧にかたちにしています。
書体の種類が何であれ、「うちの顔」としてふさわしい一枚を、心をこめてお届けしています。

「名前をどんな書体で表すか」
それは、暮らしに寄り添う表札づくりの、ちいさくて大きな一歩かもしれません。


この記事の著者

hiromiko

1979年生まれ。小さな頃からぬいぐるみと絵が大好きで、高校・専門学校とデザインの道へ。看板屋に就職し、葛西とは同期として出会う。ふたりの子どもの育児のかたわら少しずつものづくりを再開。
chicoriではWEBショップの運営、イラスト、文章の制作、筆記体デザインなどを担当している。
多趣味で、漫画を描いたり、本を作ったり。読書も好きで、純文学と児童文学をよく読む。「何でもできるかやってみる」がモットーで、気になることにはつい手を出してしまうタイプ。古いぬいぐるみと向き合う時間が心を整えるひととき。最近は「光るくに」のぬいぐるみたちの世界を別ブログで紡いでいる。苦手なことは片づけと整理整頓。

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