「私は〇〇ではありません」と伝える表札

COLUMN

「私は〇〇ではありません」と伝える表札

#おしゃれ#デザイン#真鍮表札

表札は「私はここに住んでいます」と伝えるもの?

名字が書いてあって、番地もあったりして。
誰の家なのかを知らせるためのもの。

でも先日、chicoriのショールームにいらしたお客さまと話して、
表札にはもうひとつ役割があるんだなと思いました。

名前がなくても、伝えられることがある

そのお客さまは、これまでずっと表札を付けていなかったそうです。

すると時々、配達員さんから
「〇〇さんのお宅ですか?」と、
近所の方の名前を確認されることがあったそう。

さすがに億劫になってきて、
「表札をつけようと思っているんです」と。

そこで私は、
「名前を出したくなければ、番地だけでもいいんじゃないですか」
と提案しました。

たとえば玄関に、


「 21-2


と入っているだけでも、
配達する側からすると「ここは21-2なんだ」と確認できます。

つまり表札は、
「私は〇〇です」
と伝えるだけではなく、

「私は〇〇ではありません」
と伝えるものでもあるんですよね。

表札を付ける・付けないの二択じゃない

そう考えると、
表札は必ずしも名字を入れなければいけないものではありません。

名字だけ。
名字と番地。
番地だけ。
イニシャルだけ。

どこまで自分の情報を玄関先に出すのか。
それを考えて決めてもいい。

表札を付けるか、付けないか。

その二択ではなくて、

何を伝えるための表札にするか。
そんな考え方から表記を決めてもいいと思います。

この記事の著者

hiromiko

1979年生まれ。小さな頃からぬいぐるみと絵が大好きで、高校・専門学校とデザインの道へ。看板屋に就職し、葛西とは同期として出会う。ふたりの子どもの育児のかたわら少しずつものづくりを再開。
chicoriではWEBショップの運営、イラスト、文章の制作、筆記体デザインなどを担当している。
多趣味で、漫画を描いたり、本を作ったり。読書も好きで、純文学と児童文学をよく読む。「何でもできるかやってみる」がモットーで、気になることにはつい手を出してしまうタイプ。古いぬいぐるみと向き合う時間が心を整えるひととき。最近は「光るくに」のぬいぐるみたちの世界を別ブログで紡いでいる。苦手なことは片づけと整理整頓。

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