-
60/40の哲学――ムンツメタルとロクヨンクロス、そして真鍮表札
雨や潮風にさらされた金属が、ほんのりとした黄金色から深い飴色へ、そして褐色へと移ろう過程は、まるで・・・
-
真鍮の価格はなぜ上がっている?表札選びの前に知っておきたい素材の話
「金」の価格は、2024年に1gあたり12,000円を超えるなど、過去最高水準を更新し続けています・・・
-
ヨーロッパの薬局に息づく道具美──真鍮乳鉢が映す素材の品格
ヨーロッパの薬局には、長い歴史と深い文化が根づいています。中でも、伝統的な薬局道具は、単なる作業道・・・
-
ドルジェ(金剛杵)とベルとは?チベット密教の法具と真鍮に宿る祈りの意味
手に持つだけで心が静まるような不思議な力を感じさせる「ドルジェ(金剛杵)」と「ベル(ガンター)」。・・・
-
“LETTERS”のその先へ──真鍮レタープレートに宿る英国の住文化
真鍮という素材を日々扱う中で、海外の建築文化に触れる機会も多くあります。特に英国の住宅に見られる真・・・
-
なぜ皇帝は真鍮を選んだのか ─ 故宮の印章に見る素材の力
「印章」は、ただのハンコではありません。中国においては、古代から人の「権威」や「存在」を物・・・
-
小便小僧は真鍮製だった ─ ブリュッセルの街角に立つ400年の記憶
ベルギー・ブリュッセルの街角に立つ「小便小僧(Manneken Pis)」は、観光名所としてだけで・・・
-
鼻だけが輝く理由──フィレンツェのポルチェリーノ像と真鍮の経年美化
イタリア・フィレンツェの旧市街、石畳の広場にたたずむ「ポルチェリーノ像」。この子イノシシの像は、鼻・・・
-
真鍮ランプが一晩で金色に戻る理由──モロッコの旧市街で見られる自然現象
モロッコの旧市街には、迷路のように入り組んだ路地の随所に、真鍮でつくられたランプが吊るされています・・・
-
「重さ」ではなく「物語」を量る──アシャンティの真鍮製分銅の魅力
「重さで買う金」と聞くと、無機質な取引や経済的価値のみに注目しがちですが、かつてのアフリカ・ガーナ・・・
-
ガラスを使わない鏡?インド伝統の金属鏡「アルムラ・カンナーディ」とは
インド南西部、アラビア海に面した緑豊かなケーララ州。その内陸に位置するアルムラ村では、古来より一風・・・
-
中世イスラムの知恵「携帯アストロラーベ」|真鍮が導く天文学と美の融合
現在のスマートウォッチやGPSと同じように、かつての人々も持ち運び可能な道具によって、位置・・・
1 〜 12 件表示